約5万円の完全ワイヤレスイヤホンに手を出してしまった

買うてます、使ってます

先日、NOBLE Audio社から昨年末発売されたワイヤレスイヤホン“FoKusPRO”を買いました。
使い始めて半月程度経ったので、購入の経緯や使い心地について書きたいと思います。

イヤホンを買い替えるぞぉー

FoKusPROは、SHURE社のAONIC215 TRUE WIRELESSの買い替えとして購入しました。
AONIC215は主に自宅で使用していたのですが、
定期的に来客が訪れることになり、家の中でもマスクを着用するようになりました。
すると、このイヤホンのBluetooth受信機の弦にマスクの耳掛けが絡まってしまい、
マスクを外すそうとするたびにイラっとしていました。
これが日に日に積み重なり、ついに買い替えを決意するに至りました。

FoKusPROを知って買う

自分がFoKusPROを知ったのはYouTubeでした。
家事をしながらYouTubeを見ていたら、たまたまFoKusPROの紹介動画が流れてきて知りました。
最初は約5万円の高額さから、買うのは無理と思っていたのですが、
電子的性能を音質向上に全振りした点に
「一体、どんな音を奏でるのだろう」と興味を持つようになりました。
そして、某イヤホン専門店での試聴を経て、清水の舞台から飛び降りる気で購入しました。

まずは聴いてみた

購入日の翌朝、
YouTubeにアップされているエーシング動画を約1時間流してから使用開始しました。
自分は通勤や用務で出掛けるときは、VictorのHA-FW1000Tを使っています。
HA-FW1000Tは低音が豊かなせいなのか、電気的に音の力が弱く、
音量を少々大きめにして聴かなければならないのですが、
FoKusPROは通常の音量で聴くことができます。
その代わり、HA-FW1000T同程度の低音は出ますが、豊かさは感じません。
中・高音については、自分の耳には違いは感じられませんでした。
自分がオッサンで、聴力に衰えが来始めているのかもしれません。
難聴って、まず高音が聞こえにくくなるそうですから。

使い心地について

FoKusPROは、他の完全ワイヤレスイヤホンとは動作が少し異なります。
他のワイヤレスイヤホンは、
収納ケースからイヤホンを取り出した時点で電源が入り自動ペアリングされますが、
FoKusPROは収納ケースの蓋を開けた時点でこの動作が始まります。
ケースに収納する際も同じで、
収納ケースの蓋を閉じた時点で電源が切れてペアリングが終了し、充電が始まります。
このため、FoKusPROにつけるイヤピースを附属品以外にする場合は、
収納ケースの蓋が確実に閉まるものを選ばなければなりません。
ところが、附属品以外で自分に合ったイヤピース探す場合も、
FoKusPROの場合は少し苦労するかもしれません。
FoKusPROのノズルの口径は、
一般のワイヤレスイヤホンの口径より少々大きめなHA-FW1000Tより更に大きいため、
使用可能なイヤピースが限られるのです。
また、ノズルの口径が大きいということは、それだけ汚れが入りやすいので、
特に湿った耳垢が出る方は、
耳掃除やイヤチップの手入れはこまめにしたほうがいいと思います。
FoKusPROは完全ワイヤレスイヤホンなので、
外で使うことを考えている人もいるかもしれませんが、
収納ケース一杯にイヤホンが入っているうえ、
イヤホン本体がツルツルしていて掴みにくいため、とても取り出しにくく、
ケースから取り出す際、誤って落としてしまうリスクが高いです。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能もありませんので、
屋内での利用を考えたほうがいいと思います。

そんなわけで、今回はNOBLE AudioのFoKusPROについて書きました。
音質にはこだわりがあるが、
低音の響きはあまり重視していない人にはいい機種だと思います。
NOBLE Audio製品の故障発生率は分かりませんが、
値段が5万円ともなると、故障発生時の修理費用も高いかもしれません。
買おうとする際は、延長保証サービスを提供している店で、
延長保証費用込みの値段で検討した方がいいと思います。

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